ライスミルク

ライスミルクのダイエット・美容効果について解説

 

こちらでは、ライスミルクのダイエット・美容効果についてや、効果的な飲み方について解説しています。実際に飲んでみる前に参考にしていただけると幸いです。

 

目次

 

ライスミルクって何?

ライスミルクの効果が今、美容・健康志向の高い人々から注目を集めています。その注目度は大変高く、2015年のトレンドワード第4位に選ばれたほどなのです。

 

しかし、お米からミルクが作れるの?と、不思議に思われる方もいらっしゃるでしょう。ライスミルクは、その名の通り、お米を使って作ったミルクのことで、お米をミルク状にした飲み物なのです。

 

植物性のため、とてもヘルシーで栄養価も高く、牛乳、豆乳と並ぶ第3のミルクとして、今、どんどん人気が高まっているのです。

 

ライスミルクの栄養ってどうなの?

ライスミルクの原料として使われる玄米は、「完全栄養食」と呼ばれています。

 

完全栄養食とは、「まるごと食べられる食品」のこと。例えばリンゴは皮を剥いて種を取るので、丸ごと食べることはできません。その分、栄養素の多くを捨てていることになります。

 

一方、卵は殻以外はすべて食べられるので「準完全栄養食」とされており、体に必要な栄養素をまんべんなく摂ることができます。それと同じく、玄米も何も取り除いておらず、まるごと食べられるので「完全栄養食」に分類され、たくさんの栄養素を、しかもバランス良く含んでいます。

 

玄米から作ったライスミルクは、玄米の豊富な栄養素をそのまま引き継いでいるため、大変栄養価が高く、しかも栄養バランスに優れた効果の高いミルクなのです。その完全な栄養を、飲み物から手軽に摂ることができるのが、ライスミルクの大変優れた点なのです。

 

※白米のライスミルクもありますが、白米は玄米から糠(ぬか)と胚芽(はいが)を取り除き、胚乳(はいにゅう)のみにしたものなので、不完全栄養食となります。そのため、白米のライスミルクは栄養素が薄く、あまり飲む意味はありません。やはり、ライスミルクを飲むなら玄米が原料のものを選ぶべきでしょう。

 

おすすめのライスミルクの飲み方

 

ライスミルクは自作する方法もありますが、下ごしらえに数日かかるほか、ブレンダ―が必要になるなどちょっと手間がかかります。なので市販品を購入するのがかんたんです。

 

タイプ

メリット

デメリット

パウダー(粉末)

・価格が安い
・保存が効く

・作るのに少し手間がある

紙パック(液体)

・すぐ飲める

・価格がやや高い
・余らせやすい

缶タイプ(液体)

・すぐ飲める

・価格がやや高い
・捨てるのが手間

 

市販品としては、主に↑の3タイプがあります。

 

もしこれからライスミルクを始めるなら、パウダータイプが一番おすすめです。紙パック・缶タイプはすぐ飲めるはよいのですが、大量購入してようやく1杯50円程度で高いですし、余らせてしまうこともよくあります。お試しには向きません。

 

その点、パウダータイプならお湯に溶かして作るためちょっと手間がかかりますが、1杯あたり10円程度で飲めますし、コストがとても安いのが魅力です。保存も効くので余らせる心配もありません。

 

パウダータイプはいろいろありますが、海外産の激安品は避けたほうがいいです。国内産のものがよければ「おたまや」のライスミルクがおすすめです。山形県産の玄米を使っているので安全性が高いです。

 

 

公式サイトには飲み方も書いてあります。

 

■ホットで■
本品小さじスプーン約2杯をコップに入れ150~180ccのお湯を注いでお召し上がり下さい。お好みではちみつやお砂糖を足して頂いてもOKです。
■冷たくして■
本品小さじスプーン
約2杯をコップに入れ約60~90ccのお湯を入れて良く混ぜて、その後、氷を入れてお召し上がり下さい。基本、お水を入れないでOKです。氷を溶かして水量を調整して下さい。

 

 

もともと甘酒や味噌、生麹などを扱っている発酵食品の老舗なので、安心して試せますよ。

 

「ライスミルクといっても、何がいいのかな~」
「おいしくなかったらイヤだな~」

 

と言う人は、パウダータイプから始めてみてはいかがでしょうか?

 

 

玄米ライスミルクの特徴

ビタミンが豊富

玄米ライスミルクは、ビタミン類が豊富です。食べた糖質を代謝する働きのあるビタミンB1やビタミンB2が豊富に含まれています。また、食事からはなかなか摂りにくい、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸などのビタミンも豊富に含まれています。更に、抗酸化作用のあるビタミンEが豊富に含まれています。

 

ミネラルがしっかり摂れる

ミネラル分も豊富です。骨や血液の材料となるカルシウム、鉄などのミネラルが豊富に含まれています。また、体内で様々な調節作用にかかわるマグネシウムや亜鉛など、最近サプリメントの配合成分としても注目度の高いミネラルも、豊富に含まれています。

 

またライスミルクは、原料に植物性のものしか使用していない点も、大変大きな特徴です。牛乳とは違い、ライスミルクには動物性脂肪が入っていないので、海外ではベジタリアンの人々にも愛されているのです。

 

炭水化物も多い

ここがライスミルクの一番のメリットと言ってもいいでしょう。

 

糖質制限ダイエットは確かに効果の高い減量方法ですが、糖質を全くとらないと健康に悪影響があるという話も出てきています。

 

そこでライスミルクの出番なのです。ライスミルクはもともとが玄米(穀物)なので、炭水化物が豊富で、その上低カロリーです。つまり、ふだんの食事のごはんの量を減らす代わりに、ライスミルクを飲んで、カロリーを抑えつつ炭水化物を補給することができるのです。

 

 

こんなレシピもおすすめ!

 

玄米ライスミルクスムージーは水の溶かして飲むだけでもよいのですが、さまざまなアレンジレシピができるのもうれしい点す。

 

玄米&グラノーラ

 

 

玄米ライスミルクスムージーに、グラノーラを入れて朝食代わりにするのもアリです。グラノーラと玄米の栄養がまとめて摂れるほか、牛乳を使うよりローカロリーでダイエットにも最適。しかも、ライスミルクのほのかな甘さがあるのでとても食べやすいです。

 

玄米&豆乳

 

 

水の代わりに、豆乳で玄米ライスミルクスムージーを作るのもおすすめです。豆乳のコクにライスミルクスムージーのかすかな甘みが加わって朝の一杯に最適です。牛乳で作るとアレルギーや飽和脂肪酸がちょっと…と言う場合も、豆乳なら心配ありません。玄米のダイエット効果・豆乳の美容効果が合わさるのもうれしい点です。

 

玄米&黒ごま

 

 

健康食材の王道と言えば「黒ごま」ですが、玄米ライスミルクスムージーとの相性は抜群。スムージーに黒ごまを加えるだけで、ごまの香りを手軽に楽しみつつ、セサミンの健康作用も受け取ることができます。ごまはそのまま入れても擦ってから入れてもいいですが、香りを楽しむなら擦ったものを入れたほうがよいでしょう。

 

 

また、「乳糖不耐症でアレルギーが出るから牛乳が飲めない」という人もいるでしょう。ライスミルクは植物性なので、乳糖不耐症でも飲むことができる点も見逃せません。

 

GABAやγ-オリザノールも入ってる!

 

ライスミルクには、更に注目の健康成分、GABAγ‐オリザノールも含まれています。GABAは脳などで、抑制性の神経伝達物質として働くアミノ酸です。脳内でGABAが増えると、興奮を鎮め、穏やかな気持をもたらし、リラックスできる効果があります。

 

また、γ‐オリザノールには、血中コレステロールを低下させる効果や、肌の調子を良くする効果、更年期症状を緩和する効果があります。つまにライスミルクには、美容にも健康にも心にも、うれしい効果がたくさんあるのです。

 

ライスミルクでダイエットできる?

 

ダイエットをするときに気になるのは食べるもののカロリーです。脂肪分やコレステロールが多く含まれているものは高カロリーになってしまいます。「牛乳を飲みたいけどカロリーが気になる」という人に人気なのがライスミルクです。

 

ライスミルクは米から作られているため牛乳に比べて脂肪分やコレステロールの含有量が少なく、カロリーが低いという特徴があるため、アレルギーの人だけではなくダイエットをしたい人にも向いている飲み物です。

 

ライスミルクのカロリー

 

ライスミルクのカロリーを、牛乳や豆乳と比較してみましょう。

 

種別 100ccあたりのカロリー

ライスミルク

 

46kcal

牛乳

 

67kcal

豆乳

 

64kcal

 

実際にどのくらいカロリーが少ないのかというと、牛乳は100ccで67キロカロリーほどです。それに対してライスミルクは100ccで46キロカロリーなので、同じ量を飲んだとしてもライスミルクの方が約20キロカロリーも摂取量が少ないという計算になります。

 

「20キロカロリーなんて大したことない」というように見えますが、一日300cc飲んだとしたら60kcal、1カ月で1800kcalとなります。1年だと20000kcalとなり、牛乳をライスミルクに置き換えるだけでも、1年で3キロ程度ダイエットできることになります。

 

※7000kcalカットすることにより、体重は1kg落ちると言われています。

 

また、すでに書いたように、ライスミルクは炭水化物を多く含んでいるので、普段の食事のご飯の代わりにすれば糖質制限ダイエットも可能です。牛乳との置き換えと並行すれば、さらにダイエット効果は増してきます。

 

美容目的でよく飲まれている豆乳に関しても、100ccで64キロカロリーあるので、カロリーは牛乳とあまり変わりません。成分を見てみると牛乳や豆乳には脂肪分が多く含まれていることがカロリーが高くなってしまっている理由です。

 

100ccの牛乳にはサラダ油に換算して小さじ1杯ほどの脂肪分が含まれていると言われています。それに対してライスミルクは脂肪分はほとんど含まれていません。これは原材料が米だからです。ご飯を食べたときにわかるように米には脂質はほとんど含まれていないため、ライスミルクになった時にもカロリーが低いままなのでダイエットに最適な飲み物だと言えます。

 

ダイエット効果の期待できる成分もアリ!

 

ライスミルクがダイエットに向いている理由はカロリーが低いというだけではありません。ダイエット効果が期待できる成分も入っているのです。

 

ビタミンB1は糖質の代謝を促進させて効率よくエネルギーを作って身体に脂肪がたまるのを防ぎます。ビタミンB2は脂肪燃焼を行う酵素を助ける働きで、効率よく脂肪を燃焼させていきます。カリウムは体内の余分な水分を排出してくれる効果があるので、むくみの改善に効果が期待できます。

 

さらに、原料が食物だからこそ含まれている食物繊維が便秘を解消して新陳代謝を活性化してくれたり、食べたものが消化されエネルギーになるのを遅らせる働きで身体が余分な脂肪をため込んでしまうのを防ぐ働きがあります。

 

美容効果が発揮される成分もタップリ

 

ライスミルクにはダイエット効果があることは解説した通り。そのため、体内環境が改善されて美容効果が発揮されるという、間接的なメリットもあります。

 

また、そもそもライスミルクには、美容効果が発揮される成分もタップリ含まれています。そのため、ダブルで美容効果を発揮することができるのです。ここでは、ライスミルクに含まれる美容成分について説明します。

 

ミネラル・ビタミン類

 

栄養素

ライスミルク100g中に含まれる量

1日に必要な量

ビタミンB3(ナイアシン)

6.3mg

12mg

ビタミンB6

0.45mg

1.0mg

カリウム

230mg

2000mg

マグネシウム

110mg

300mg

鉄分

2.1mg

12mg

 

美容に関係があり、なおかつライスミルクに良く含まれる栄養素をピックアップした表が↑です。見てわかる通り、ライスミルクを100g飲むことで、たいていの栄養素が1日に必要な量の30~50%をカバーすることができます。

 

ビタミンB3(ナイアシン)

 

ビタミンB3(ナイアシン)には、体内にあるタンパク質や糖質をエネルギーに変換する酵素をサポートする作用があります。なんと、体内に2000種類ある酵素のうち、500種類の酵素に関わっているのです。

 

酵素が活性化した結果、血行が良くなって肌を健康に保ったり、抗酸化作用によって美容維持に役立つなどさまざまな役割を果たしています。そのため、顔のシワをなくすための化粧品にナイアシンが含まれているほどです。

 

ライスミルクを飲むことで、1日に必要なナイアシンの50%を摂取することができます。

 

ビタミンB6

 

ビタミンB6もナイアシンと同じく、補酵素としての役割を持っています。特に活躍するのがアミノ酸とタンパク質に関わる酵素の補助で、分解されたアミノ酸・タンパク質が再合成されるのを促進します。

 

ビタミンB6が不足すると皮膚炎や湿疹、ニキビや吹き出物、さらには口内炎などができやすくなります。そいうった肌トラブルを回避するために、ビタミンB6は重要な役割を果たすのです。

 

ライスミルクを飲むと、1日に必要なビタミンB6の約半分をカバーすることができます。

 

カリウム

 

カリウムにはさまざまな効果がありますが、中でも注目なのが「むくみ予防」です。むくみは塩分が体の中にたまることで起こりますが、カリウムには体内の塩分を排出する効果があるのです。

 

そのため、ライスミルクを飲むことで体内のカリウム量を増やすことにつながり、むくみを取ったり、予防したりといったことが可能となるのです。

 

ライスミルクを飲むと、1日に必要なカリウム量の10%程度を補うことができます。

 

マグネシウム

 

マグネシウムは、生活習慣予防やPMS(月経前症候群)の緩和、便秘解消などの効果がある必須ミネラルとなっています。直接美容効果があるわけではありませんが、便秘解消などによって間接的に美容効果を発揮します。

 

ライスミルクを飲むことで、1日に必要なマグネシウム量の30%程度を摂取できます。

 

 

鉄分は貧血予防に役立つミネラルですが、実はシミを予防したり、肌のハリを出す、爪をきれいに保つなど、美容面でも重要や役割を果たしているミネラルです。

 

ミネラルの中でも鉄分はかなり不足しやすい栄養素なので、ライスミルクで補っておくのは良い手でしょう。

 

ライスミルクを飲むと、1日に必要な鉄分のうち、20%程度を補うことができます。

 

食物繊維

 

栄養素

ライスミルク100g中に含まれる量

1日に必要な量

食物繊維

3.0g

17.0g

 

ライスミルクに含まれる食物繊維がダイエットに効果的なのはすでに説明した通りですが、実は美容面でも活躍します。

 

今「腸内環境」が非常に注目されています。善玉菌と悪玉菌のバランスだとか、乳酸菌の種類だとかが取沙汰されていますが、その他にも「腸内がきれいかどうか」というのも実は重要なのです。もし便秘などで腸内環境が汚れていると、いくら栄養のあるものを食べたり、体にいいサプリを飲んだりしても、吸収されずに排泄されてしまいます。そこで、食物繊維をしっかり摂ることで便秘を解消し、腸内環境をきれいに保つことが大切になってくるのです。

 

1日分のライスミルクに含まれる食物繊維は約3.0グラムとなります。量としてはそれほど多いように見えませんが、実は現代の日本人はちょうど3~4グラム程度食物繊維が不足していると言われており、ライスミルクを飲むことで不足分をしっかり補うことができるのです。

 

もし食物繊維不足で便秘をしている、なんて場合は、ライスミルクを飲むだけで便秘が解消するかもしれません。その結果、腸内環境がよくなり、その他のライスミルクの栄養素が美容効果をスムーズに発揮してくれるようになるでしょう。

 

フィチン酸

 

「フィチン酸」はあまり聞きなれない栄養素かもしれませんが、玄米に多く含まれる物質で、美容効果が注目されています。

 

というのも、フィチン酸には強力なデトックス効果があるのです。体内の毒素と強く結合して体外に出ていく作用があるので、美容に悪い成分をどんどん排出し、体のなかをキレイにしていくことができるのです。

 

フィチン酸は米に含まれていますが、特に米の皮に多く含まれるので、精米すると失われてしまいます。なので、玄米を元に作られたライスミルクであれば、フィチン酸を豊富に摂取することができるのです。